ギネス世界記録
ギネス世界記録「世界で最もバラの花束の上を歩いた最長記録
2012年1月2日から25日の24日間にかけて、タンマガーイ財団は大洪水による被害を受けたタイ国中部の6県パトゥムターニー、ノンタブリー、アユタヤー、ナコムパトム、スパナブリー、そしてバンコクにおいて地域住民の激励を目的としたタンマシャイ頭陀行を行いました。タンマガーイ財団はギネス世界記録に“世界で最もバラの上を歩いた最長記録”として、タンマシャイ頭陀行に関する300ページの資料と、その映像と写真、またGPSによる正式な距離を2012年2月11日にイギリスの首都ロンドにあるギネス世界記録本部に提出しました。 ギネス世界記録本部はその提出された資料を検討した結果、2012年1月2日から25日、仏教の僧侶1.127名による427.8km、または265.82マイルを歩いた記録として、タイ国タンマガーイ財団が新たな世界記録“世界で最もバラの花束の上を歩いた最長記録”を樹立し、同年の4月26日に認定しました。(検討には3ヶ月近くの期間を要しました)シェーダー・スバスィー・ジェーミジー氏
ギネス世界記録トルコ共和国支部
そして、先日の9月9日にタンマガーイ寺院にてタンマガーイ財団の会長プラテーパヤーマハームニー住職はギネス世界記録トルコ共和国支部のシェーダー・スバスィー・ジェーミジー氏より、ギネス世界記録の認定証を受賞しました。
DMCニュースより
この記事においての焦点である今回の頭陀行とは何なのか。前回の記事に書かれていることをもう一度おさらい致しましょう。前回の記事で書かれた今回の頭陀行の目的とは、2011年にタイ国を襲った大規模な洪水によって深刻な被害を受けた6県の地域住民の激励と、タイ国の抱えている業を取り払うことを目的として計画されました。
タイ国国民にとって僧侶とは、吉祥をもたらすものと考えられています。今回のタンマシャイ頭陀行で6県を回ることによって人々は多くの僧侶を目にする機会に恵まれました。そして、その効果は人々の心の中に活力を与え、6県の復興の手助けとなったのです。
この活動はただ僧侶がバラの花束の上を歩いた最長記録だけではなく、人々の心に活力と社会に平和を与えた記録でもあるのです。